ハイキング教室 「天女山」 2024年5月26日(日)
美しの森~天女山(山梨県 北杜市)
□参加者(スタッフを含め)18名
□行程 5時間
富士宮市役所6:00 = 8:15 美し森駐車場
[ 準備運動 、 装備の確認 、 車デポ ]
美し森駐車場 8:35 → 美し森山 9:00
→ 羽衣池 9:40 → 川俣川出合 10:40
→ 展望台 11:40 (林道出合にて昼食)
→ 天女山 13:00~13:30
→ 天女山駐車場へ下山 13:35
= 清泉寮 = 富士宮市役所帰着 16:40頃
2024年度ハイキング教室が開講しました。
初回の机上学習(5/11)
「ハイキングの服装、持ち物、食料と飲み物」
を経て、……2週間後の日曜日。
真新しい登山靴、ザックの方や
使い慣れた山道具をお持ちになる方など、
初めましてのお仲間とご一緒する山行に、
最初は少しだけ緊張感も持ちながら、出発。
登山口にて、ザックの背負い方など
装備の確認と、準備運動を済ませる。
白いズミの花が満開のなか、
階段からの歩き始め。
新しく整備された階段を
呼吸をととのえながらゆっくりと登る。
周辺の山々には雲がかかり展望は望めませんが、
薄霧の中に長〜く延びる下界への階段を見おろすと
美し森山まで登ってきた高度を感じる。
体温調節(衣類)、水分摂取、体調等の確認。
羽衣池から先はアップダウンのある登山道となる。
途中、九輪草の群生に足を止めたり、
苔に覆われた大きな石が何かの形に
似ている?とみんなで想像を膨らめたり、
校長からフィトンチッドのお話を聞いたり。
「フィトンチッド」とは、
樹木からでる芳香物質で、森の中で感じる
爽快感や癒し効果のもとになっているのだそうです。
倒木をまたいだり…、沢を渡ったり…、
昨夜までの雨と、霧でしっとりとした
樹林帯のコースを辿る。
樹間に鮮やかなグリーンの斜面が見え始め
ほどなく、広大な牧草地に飛び出す。
八ヶ岳牧場の真ん中を横断するルート。
お天気が良い日であれば…
八ヶ岳の主峰を間近に望める予定でした。
開放感のある牧場の中をゆるゆるとハイク。
そのあとは再び、くだってのぼってを
何度か繰り返して、展望台に到着。
幻想的ではありますが、ここも展望はいまひとつ。
立ち止まると風も冷たく感じます。
けれど、ここでは思いがけず、自生している
翁草(オキナグサ)を見ることができました。
シックなワイン色のお花(じつは萼片)が、
ふわふわの毛に包まれ、露をまとっている。
花が終わって、茎が伸び、綿毛になっている
おじいちゃん姿の翁草もたくさん見られました。
ゴールの天女山までは、もうひとがんばり。
最後の登り返しを、登りきった時の達成感。
天女山はツツジと更紗満天星がさかり。
曇り空のため、展望は優れない一日
となりましたが、変化に富んだコースと
下山後には清泉寮のソフトクリームにて
八ヶ岳(の麓)ハイキングを楽しみました。