会山行「清水山(藤枝市)」2024年3月24日(日)
□清水山(静岡県藤枝市)232m
□参加者 11人(うち1人は会員の孫7才)
□行程
富士宮市役所6:00=蓮華寺池公園駐車場6:55~7:10 ・・お姫平・・
富士見平7:38~45 ・・清水山山頂タンク8:39~45 ・・清水寺9:05~25
・・蓮華寺池10:30~11:35(散策、昼食)=サンライフ焼津12:00~45
=富士宮市役所13:55
蓮華寺池公園は富士宮市役所から1 時間もかからない。身支度をしてさっそく歩き始めた。
池の縁を少し歩くと小高い丘の上にある古墳群へと登る階段がある。道は整備されていて
歩きやすい。途中に木造の展望台があったり「お姫平」と呼ばれる平らな場所があったりする。
木が大きくなっているので展望はきかないが、展望台の横からはうっすらと富士山の姿が見えた。
そこからひと登りすると富士見平。この辺りは4 世紀から5 世紀にかけての古墳が28 基ある
ということで、大きな古墳は展望台になっていた。高曇りだったので、眼下に焼津や藤枝の
街が広がり、その向こうに大海原が広がっていた。左の方に目を移すと高草山の左の端に
うっすらと富士山も見えた。ここでしばらく展望を楽しんだ。「お姫平」「富士見平」
というのは、室町幕府の6 代将軍とその姫君がそれぞれの場所から富士山を眺めたという
ことから命名されたそうだ。
周辺には大小さまざまな古墳らしき丸く盛り上がったものがあって、その間を進んだ。
少し行くと、池の方に下りる道と清水寺方面に行く分岐があった。
ここからがいよいよ山道になる。道ははっきりしているが両側は放置された竹林。
うっそうとしている。しばらく行くと放置された茶畑もあり、ジャングルのようになっていた。
伸び放題の茶畑にはスズタケのような細い竹も茂っていて、大きな動物も入れない状態だった。
栽培 していたようなシキミ畑や道沿いのたくさんのアクシバなど、昔は里の人たち
の生活と大きく関わっていたことが想像できた。道は1 度 大きく下り、
国1バイパスのトンネルの上を過ぎるとこのルートで唯一の難所「心臓破りの登り」がある。
登りきると車道に出てさらにひと登りで山頂部にある水道タンクの場所に着く。
ここからの展望がすばらしい。あいにく南アルプスの山々は見えなかったが、
その前衛の山々や富士山がうっすらと見えた。足元には手入れがされた茶畑が広がり、
はるか下の方に新東名が走っている。反対側を見ると、やはり眼下に手入れがされた
茶畑が広がり、街並みの向こうに大海原が広がっている。清水山には山名板がないけれど、
一番高いと思われる場所をJPS で確認しながら清水寺まで下った。
駿河第一番観音霊場になっている清水寺は「高野槙」「弘法大師が座った石」
「弘法大師の案内犬の像」など高野山に因んだものがいろいろあった。
ここで小休止してから蓮華寺池公園に向かった。
清水山からの展望(茶畑の向こうに藤枝市の街並み、そして海)
清水寺にて(龍と共に)
蓮華寺池のほとりでランチタイム