自然保護ディ 「三湖台・樹海」 2024年10月13日(日)

自然保護ディ
三湖台 1202m・こうもり穴見学
・青木ヶ原樹海
(静岡県 富士宮市)

□参加者 15名

□行程
富士宮市役所 P8:00 = 紅葉台P 9:00
~ 紅葉台 ~ 9:40 ~ 三湖台 10:00~
「富士山や樹海のなりたちの学習15分」
10:20 ~ 西湖南登山口 10:40(トイレ)休憩
~ 10:53 ~ コウモリ穴 11:00「見学」
11:40 ~野鳥の森公園 12:30 昼 ~ 13:00
~ 紅葉台P 14:30 = 富士宮市役所 15:40

今回の自然保護デーも富士山
行き先は3つの湖が見える三湖台
そこから見える樹海と
溶岩洞穴コウモリ穴の見学

新入会の方々の参加もあり、
紅葉台では先に着いた新人さんたちに
Fさんが三角点の説明をしてくれていた。
三角点の上部は十字に刻まれ
磁石の南北を指す。
上部の右上に埋め込まれた小さく丸い
白色のレンズは何かと問うと、
今はGPSでの測量が進歩していて
それ(場所情報コード)を使うのだそう。
もう三角点での測量はほとんどないとのこと。

さて、次は三湖台。
三方の視界がよく、広々と気持のよい所です。
犬の散歩をする人、
生徒たちを連れてきた先生らしい人、
皆気軽に登れる場所として楽しんでいる。

ここで、講師 Tさんによる自然保護デー講座
本日の テーマは3つ

1.富士山の成り立ち

2.青木ヶ原樹海と貞観(じょうがん)火山

3.風穴、氷穴の成り立ち

Tさんの講座が終わり、西湖南登山口へ下る。
次はコウモリ穴。
西湖コウモリ穴はよく整備されている。
受付でヘルメットをお借りして出発。
富士山麓では最大規模で
総延長350m以上あるそうだ。
ごつごつした溶岩が固まっている上を歩く。
最初は立って歩けたが、しばらくすると
天井が低くなりたびたび頭をぶつけた。
支洞へ入っていき周回できるようになっていて
リーダーが先導してくれた。
狭くてかがまないと進めないところには
地面に手すりがある。
一周20~30分位のコウモリ穴の探検だった。

隣の展示館の中には、
かつて田沢湖に生息した絶滅種「クニマス」が
西湖で70年ぶりに確認されたこと、
さかなクン他たくさんの人たちが貢献したこと
など紹介されていた。
樹海の中を歩きながら野鳥の森公園まで歩き昼食
そして再び樹林散策をしながら、予定時間にゴール。

参加者の感想(抜粋)
〇コウモリ洞窟の後の樹海の苔むした森は、
木漏れ日の中とても気持ちよく歩けました。
〇蝙蝠穴は規模が大きく探検家気分でした。
〇コウモリ穴に興味があり、期待通り
溶岩ドーム、溶岩棚、縄状溶岩等見所も、
屈まないと進めない天井の低い所もあり面白かった。
〇昼食場所の野鳥の森公園は、
広々とした芝生の気持ちの良い場所で、
のんびりランチタイムにぴったりでした。
〇三湖台からの富士山と共に広がる青木ヶ原の
樹海を一望できる景色は、圧巻でした
〇樹海の中は陽射しが薄っすらとしている
場所では苔に覆われた岩や木の根が神秘的で、
日が差し込む場所は清々しく感じられました。

*講座の内容、参加者の感想など
詳細は、会報「あさぎり」に掲載

(担当:自然保護部)