会山行 「奥穂高岳~西穂高岳 縦走」 2024年9月13日(金)~14日(土)

奥穂高岳~西穂高岳縦走(長野・松本市)

□参加者  4名
□行動時間  9時間 + 10時間
□交通手段  マイカー、ロープウェイ、タクシー

□行程

9月13日(金)
富士宮市 4:00 = 沢渡駐車場 6:40
=〔タクシー〕= 上高地BT 7:05
上高地 7:08出発 → 明神 → 徳澤
→ 横尾 → 本谷橋(昼食休憩)
→ 涸沢ヒュッテ → 穂高岳山荘 16:08着(泊)

9月14日(土)
泊地 5:05出発 → 奥穂高岳 6:06
→ ジャンダルム → 天狗ノ頭 → 間ノ岳
→ 西穂高岳 12:00 → 独標
→ 西穂山荘 → ロープウェイ乗り場 15:20下山
=〔ロープウェイ〕= 新穂高温泉 16:00
=〔タクシー〕= 沢渡駐車場 17:00着
= 温泉 = 富士宮市 21:50帰着

奥穂高岳から西穂高岳まで
一泊二日で行ってきました。
上高地の河童橋からスタート
奥穂高の山荘に宿泊、翌日
ジャンダルムを通っていくルート。

朝4時出発、沢渡に6時半頃着。
タクシーで上高地に向かいました。
上高地では川の水面近くに
霧が出ていて幻想的です。
木道を進んで明神池近くの
山荘まで来ました。
すでにたくさんの人がいて
明神池の人気ぶりが分かります。

そこから先は登山装備の方が
ほとんどのようです。
ひたすら川沿いを歩いて
雰囲気のよさそうな徳沢キャンプ場。
黙々と歩いて横尾大橋に到着。
だんだん道が荒くなってきました。
本谷橋で昼休憩。
こまめに水分補充をしながらのぼり
なんとか涸沢ヒュッテに到着。
もうゴールしたような気分です。

奥穂高山荘に向けて出発。
ナナカマドが多く見られます。
なかなか終わりの見えない坂を
上って、直前で急な雨に降られ
ましたが山荘に無事到着。
9時間ほどかかりました。

翌日は4時起床。
朝日が昇ってくる前に登山開始。
ちょうど奥穂高岳の山頂に
近づいた辺りで朝日が顔を出しました。
遠くに槍ヶ岳も見えます。
奥穂高の頂上で記念撮影。
周りは雲海が広がっていてとてもいい景色。
少し下って山小屋の弁当を食べる。
ボリュームのある寿司飯を半分ほど
食べて、いざ破線ルートへ出発。

とがった岩の上を歩いていくと
ウマノセと書かれた場所に到着。
高度感は抜群。
三点支持を意識しながら
ゆっくりと下りて、一安心。
この先も慎重に進んで、
ジャンダルムの麓に到着。

直登ルートは迂回して頂上に到着。
ジャンダルムの天使もいました。
素晴らしい景色。
帰りのロープウェイの時間も
あるので次へ進みます。
この辺りの山は浮石が多いらしく
結構大きな岩も簡単に動いたりする
ので見かけでは判断できない。
前と距離をとり落石しないよう
慎重に進みます。

アップダウンを繰り返して天狗のコルへ
まだ西穂まで半分だということに驚く。
天狗岩を越えてしばらく進むと
有名な逆層スラブに着きました。
足を滑らせないよう足裏をしっかり
押し付けながら慎重に下る。

間ノ岳辺りは特に浮石が多く感じられ
注意が必要。
岩山を何度上り下りしたかわからく
なるほど歩いて、西穂高に到着。
すごい人だかりで座るスペースも
ないほど、大盛況です。

西穂山荘までくだり、ようやく
気持ちが落ち着けるところに着きました。
土の道がうれしく感じられます。
後はロープウェイまで歩くだけ。
岩は少し濡れていて、土も
ぬかるんだところがありますが、
今まで通ってきた道が険しかった分
とても歩きやすく感じます。
2日目は大体10時間ほどでした。

昔、ジャンダルムの動画を見たときは
まず行くことはないと思っていましたが
無事に行ってこられて感無量です。
天候にも恵まれ、素晴らしい山行でした。