個人山行 「竜ヶ岳」 2025年1月3日(金)
竜ヶ岳(山梨県河口湖町)
□標高 1485m (登山口からの標高差577m)
□参加5名
□行程
本栖湖キャンプ場~見晴台~山頂
~湖畔登山口へ下山(周回)
富士山の西側に位置する竜ヶ岳に
ダイヤモンド富士を拝みに行ってきました
本栖湖畔のキャンプ場からのスタート
歩き始めは、満天の星空
市街地よりも星が近く大きく感じられる
ヘッドライトを頼りに真っ暗な中のスタート
期間限定のダイヤモンド富士を目当てに年末年始は
県外からの登山者も多いため、前方にも後方にも
灯りがチラチラと揺れている 心細くはない
最初の展望地まで登ると
地平線がオレンジ色に染まり始めていて
くっきりと浮かび上がる富士山の
シルエットを確認 期待が高まる
ヘッドライトを消して
見晴台まで、あともうひと登り
周囲が明るくなり、風も穏やか
山頂からのご来光時間にはまだ早いので
見晴台にて休憩をはさんで小腹を満たす
富士山の北側と南側の裾野は既に明るく
ちょうど影富士の中にいることがわかる
山頂への九十九折りを20分ほど登り
遮るもののない場所を撮影ポイントに定め
いよいよ、その時を迎える
山頂からのご来光がさしはじめると
対照的に富士山の陰影が深みを増す
その輝きは直視できないほどの眩しさとなっていく
今年は上空に雲ひとつない好条件で
ご来光を拝むことがことができ、幸先が良い
山頂を目指して、再び歩き始める
太平洋側から流れ始めた雲が嵩を増し
雲海となって富士山の裾野を覆い始める
雲海の上に浮かぶ富士山、これもまた良いねと
思わず足をとめて眺めているうちに
お隣の雨ヶ岳にも雲がかかり
私たちがいる竜ヶ岳も雲に吞み込まれてゆく
つい先ほどまで全貌を顕わにしていた富士山も
眩い輝きを放っていた太陽も、みるみるうちに
雲に閉ざされ、辺りはまっしろな世界となる
山頂にて朝ごはん休憩 そのあいだにも
時おり陽が射したり、またガスったり
南アルプス方面は綺麗に見えた
富士山はタイミングによって、見え隠れ
実際に見るダイヤモンド富士は
言葉で表現することも
写真や映像に切りとることも
できないほどの美しさを放つ
おひさまのパワーを存分にいただき
劇的に変わりゆく早朝の雲の様子を
目の当たりにして、みんなで感嘆
とてもドラマチックで楽しい
2025年のおやま初めとなりました