会山行 「忘年山行 白鳥山」 2023年12月10日(日)
白鳥山 標高567m(静岡県/山梨県)
<行程>市役所9:00→登山口駐車場9:30→富士見台10:00→白鳥山11:00(昼食・ 交流会)13:00→登山口 駐車場14:00→市役所14:30
38 名という多くの参加者を得て恒例の忘年山行を白鳥山で実施した。
駐車場から西に50mほどの、こんな所から?と思ってしまうような、ほとんど歩かれていない山道に入っていく。
入り口に「南無妙法蓮華経」の題目塔があり碑の側面には「長遠山本成寺日蓉」と刻まれている。かつての「身延道」の道案内を示す題目塔であったかもしれない。そこから少し坂道を登ると左手に馬頭観音があり、案内板に「ここは甲州へ行く道筋であったが、幅が狭く険しいため馬などが転落死することも多かった」と記されていた。いにしえの人が歩いた道だと思いながら進み、本成寺から延びる道に合流。
展望のない植林の中を進むと七面宮に続く石段が現れる。この石段はかつて埋もれており、平成11年に地元の有志が掘り起こしたもの。石段を登りきると七面宮跡の広場があり、ここで休憩。
登山道はずっと林の中だったが、山頂は開け、北岳、農鳥岳などの南アルプス、天子方面、富士山、眼下に富士川と、天気も良く展望を楽しむ事ができた。山頂では担当部の人たちが豚汁の支度をしてくれていた。昼食にはまだ早いので先にビンゴゲーム。景品は会員が持ち寄ったものに、何点か買い足し加えた。フリースやアイゼン、ヘルメット、ランタンなどの山用品、豪華景品もあり、披露しあって笑顔が広がる。
さあ、お待ちかね。自然保護部員が腕をふるった具だくさんの熱々豚汁、色々な漬物等を頂き昼食タイム。好評のうちに大鍋2杯完食した。
ここからはリーダー主導によるわらべ歌や手遊びなどが繰り広げられ、童心にかえり、体と頭を使って楽しい時を過ごした。
閉会時、会長が「会員の登山に対する意欲がとて も高い。雪山、クライミングにも積極的に取り組んでいる。あさぎりの充実期だと思う。」と話された。
育児休会中の会員達もお子さん連れで参加してくれたり、今日の参加者の多さをみても、あさぎりの未来は明るいと感じた。