救助訓練 「長者ヶ岳」 2025年9月21日(日)

県連主催救助訓練山行 「長者ヶ岳」 (富士宮市)

□参加者  20名    (うち、あさぎり13名)

□行程
富士宮市 7:30 = 長者ヶ岳登山口 8:00
~〔訓練〕~12:00 昼食・解散

 

雨上がりの 9 月 21 日
県連東部ブロックの救急搬送訓練
が長者ケ岳で行われた。

三島労山理事長の挨拶に
「大事なことはケガをしない
・体力を残しながら行動する」
という言葉があった。
しっかりと心にとどめておきたい。

計 20 名の参加者を二グループに分け
救急処置、搬送、グループごと訓練。
私達のグループは先に搬送訓練から行った。

・一人で搬送する方法
・二人搬送(前後で・両横から)
・ザックとストックを利用した背負い搬送法
・背負い搬送法
・シュリンゲを使った支持法
・レインウエアとストックを使った簡易担架の作り方

など、真剣に講師の話を聞き
全員が傷病者になったり
救助者になったりして
繰り返し行った。

腕の回し方、手のつかみ方や
傷病者のズボンのベルト部分を
つかむと良いことなどを学んだ。

搬送法の次は救急法だ。

・応急処置としてまず傷口をきれいな水で洗う。
穴をあけたペットボトルのキャップと
水があると傷口を洗うことができる。
・止血する。きれいな布を当て傷口を押さえる
・傷口の手前にある血管を押さえ血の流れを減らす。
・三角巾での頭部、腕、手、足首等の処置方法
三角巾を活用 テーピングで捻挫処理
・捻挫のテーピング 伸びないテープを使う
捻挫したら直ぐにやる(腫れてくる前に)
・骨折時の固定法

など様々なことを学んだ。

あさぎりでは以前例会時に、
何回にもわたって三角巾の使い方を
教えてもらっている。

だが身についているか、というと心もとない。
繰り返すことの大切さを思った。
そしていつもザックに
シュリンゲ、三角巾、テープ、水などを
入れておくことも忘れないようにしよう。

あっという間に終了時間になり閉会式。
各会から一人ずつ感想が述べられ、
参加賞に缶ビールならぬ、
「2025 静岡東部ブロック救助&搬送訓練参加賞」
と書かれた缶バッジが理事長より

一人一人に手渡された。

「このようなことを実際に行うことの無い様に
安全な登山をしましょう」との
閉会の挨拶の後、解散となった。

皆、真剣に訓練に臨み講習時間が短く感じた。
新しい知識も得ることができ、
とても充実した時間だった。

今回参加できなかった会員の皆様にも
次の機会には受講していただきたいと思った。

このように有意義な講習会を企画、運営して
くださった理事の皆様、ありがとうございました。