会山行 「尾瀬 」 2025年10月11日(土)~13日(月)

会山行「尾瀬と会津駒ヶ岳」 

□参加者 11名    □標高 尾瀬1781m
□交通手段 マイカー

□行程
10/11(土)
富士宮市 4:10 → 御池駐車場 10:10 着
シャトルバスにて沼山峠へ
10:50出発 → 大江湿原 → 尾瀬沼VC(昼食) →
沼尻平 → 白砂峠 → 燧ケ岳分岐 →
見晴 桧枝岐小屋15:00着 〔小屋泊〕

11/12(日)
桧枝岐小屋 6:30 → 東電小屋分岐 →
大橇(ソリ沢) → 裏燧橋(シボ沢) →
ノメリ田代ベンチ(昼食) → 上田代 →
姫田代 → 御池田代 → 御池駐車場12:46
民宿すぎの屋、燧の湯、道の駅桧枝岐

11/13(月祝)
(会津駒ケ岳は中止)
民宿すぎの屋 → 富士宮市

10月半ばの三連休
期待していた秋晴れはまだ遠く
秋雨前線が居座る天候に不安を持ちつつ
福島県側からの尾瀬の登山口である
桧枝岐村へと車を走らせる

本日が雨、明日が晴れとの予報を信じ
1日目と2日目の日程を逆にした行程としました
小雨が降りしきる中、レインウエアーに
身を包み沼山峠行きのシャトルバスに乗り込む

10:50 尾瀬美晴に向け出発
滑るぬかるみ、石、木道に手こずりながら慎重に進む
レインウエアーのフードに当たる雨音が BGM
時折吹く風が木の葉を吹雪のように
散らし、それは見事です

11:30 視界が開け大江湿原
今までとの景色の違いに「おォ~」と
思わず声が出ます
薄っすらと雨に煙る湿原、
刻々と表情を変え様は見る者の心を揺さぶります
その後、浅湖湿原、オンダシ湿原、沼尻平と歩みを進める

12:00 尾瀬沼ビジターセンターにて昼食。
休憩も行動食も水分もあまり取れずにいたので
ベンチの上には屋根が有り、
温かい飲み物や食事がおいしく、身に染みました

12:20 白砂峠、燧ケ岳分岐を経て
今夜のお宿、見晴の桧枝岐小屋に向け出発!

15:00 到着、乾燥室に濡れた衣類などを干し
荷物の整理後のお風呂は
熱く深めの湯舟に疲れが溶けていきます
雨の中頑張った自分にご褒美タイム

翌朝、檜枝岐小屋の笑顔が素敵なご主人
ひげクマさんと小屋前でパチリ
とても快適な小屋(お風呂付き)でした
今日は小屋から御池駐車場までの行程
6:30 過ぎに出発、立ちのぼる蒸気が
真綿のように山裾を優しく被い
どこまでも続く尾瀬ヶ原の草紅葉の
美しさにシャッター音も続く

8:23 大橇(ソリ沢)のやや傾斜のある
木道の橋を渡る。湿った木道は滑る!滑る!

9:53 立派な吊り橋のある裏熢橋(シボ沢)を
越え、30分程で天神田代に到着

なぜ田代と呼ぶのか…
「湿原中の池塘が並んでいる状態が
小さい田んぼの苗代が並んで
いるような感じなので田代」とも、
「5月下旬に雪代による水位の上昇で
泥田状態になるため」とも
言われているのが田代のいわれのようです

11:12 ノメリ田代のベンチで昼食
滑る木道歩行の緊張感から解放されホッと一息

尾瀬ヶ原には大小様々な約1800もの
池塘があるようですが、上田代には
最も多く点在しているようです
青い空と白い雲、紅葉した木々が
池塘に鏡のように映る様は本当に美しい

上田代から姫田代、御池田代の湿原を越えて
12:46に御池駐車場に帰ってきました

午後は桧枝岐村の日帰り温泉に癒され
民宿でまったりとした時間をすごす

3日目の会津駒ヶ岳~中門岳は
今回は中止となり、
道の駅や那須塩原の観光を
楽しみながらの岐路となりました

天候が危ぶまれ、判断が難しい中
ルート変更等リーダーの機転により
秋の尾瀬のいろいろな風景を味わい
素晴らしい草紅葉と原生林の紅葉に
心動かされた山旅となりました