会山行 「櫛形山」 2024年7月7日(日)

櫛形山(奥仙重) (甲信越

□標高  櫛形山 2052m  裸山 2003m
□参加者 10名    □天候 快晴
□行動時間 5時間
市役所 6時 → 池の茶屋駐車場
池の茶屋 8時 … 北岳展望台 …
モミジ沢 … アヤメ平 … 裸山 11時 …
バラボタン平 … 櫛形山 11時30分
(ランチ) … 櫛形山(奥仙重) …
池の茶屋駐車場 13時下山

梅雨時でお天気が心配されましたが
青空の下の楽しい山行となりました。
櫛形山は山容が櫛の形をしていて
その名になったそうです。

7時50分、駐車場に着くと、
花の季節と好天で、登り口の
駐車場は既に満車状態。
少し手前に駐車スペースを見つけ
計画書通りの8時に登山開始。

池の茶屋はすでに標高 1900m。
始めは緩やかなつづら折りの山道。
20分ほどで『北岳展望台』に着くと
「すごい!」「こんなに近くにアルプスが!」
ここで10分ほど休憩してから、
シダの生い茂るカラマツ林の中を
カッコーやホトトギスなどの
野鳥の声を聞きながら進みます。

次は「もみじ沢」まで急な下り坂。
階段と、少しザレた道で、
滑らないように注意して進みます。
まもなく、辺り一面もみじの木で埋め
尽くされた「もみじ沢休憩所」に着き、
気持ち良い風に吹かれながら小休憩。

「もみじ沢」を後にして、
左方向に北岳を望みながら
登り下りを何度か繰り返します。
カラマツなどの落ち葉が
積み重なった道はフワフワと弾力があり
踏み心地良く感じました。

裸山のコルを通り過ぎ、
いよいよお花畑「アヤメ平」。
今日のコースのおおよその中間地点。
「アヤメ平」は植生保護のため
木道になっています。
山オダマキ、アヤメ、ウマノアシガタ、
クガイソウなどのお花が
鹿の食害を免れて咲いていました。
アヤメ平には避難小屋もあり
中はきれいな板張りになっています。
柵を出た所のベンチでお花を見ながら休憩。

休憩とエネルギー補給ののち、
登り30分ほどで、裸山に到着。
裸山斜面にも食害を防ぐ柵があり
絶滅危惧種の蝶「こひょうもんもどき」
の捕獲採集禁止の看板が何枚もありました。
若者2人が夢中で蝶の写真を撮っていました。

草原の広がるバラボタン平を過ぎると
いよいよ櫛形山山頂への最後の登りです。
11時半、櫛形山(標高 2050m)登頂!
浮世絵のような幻想的な富士山にうっとり。
昼食を終え、三角点のある奥仙重(2051.7m)
(櫛形山より奥仙重の方が標高が高い)

山オダマキの花畑を通り過ぎ
「南アルプスエリア絶景ポイント」で小休止。
いつかは行ってみたい山々を写真に収めました。
出発点の「池の茶屋」に向かう下りの道は
あっという間で、13時着。
青空のもと、見事に計画書通りの行程となりました。

富士川町の「まほらの湯」に立ち寄り、
「道の駅とみざわ」でお買い物、本当に
天気よし! 景色よし! お花よし! と
楽しく満喫できた1日となりました。