個人山行 「裏妙義山クライミング」 2024年5月4日(土)

裏妙義山 木戸壁右カンテ〜木戸壁の頭

⬜︎参加者2名

富士宮市役所5時出発
裏妙義旧国民宿舎8時30到着
アプローチは旧国民宿舎から30分ほど
小さな渡渉をしながら取り付き基部に着く
支度して相互チェックして10時クライムオン!
ルートは5・5グレード程度のガバホールド
ロープの長さ5ピッチ上がって
12時木戸壁右カンテ終了点に着く
そこからロープを繋いだまま同時に動いて
草付きをトラバース(迂回)
ロープの長さ2ピッチで木戸壁の頭に登頂
A君とガッチリ握手

さあ長居は無用、帰りは懸垂下降
ところが…行きは良い良い帰りは怖い
木戸壁頭から下のテラスに降りて
支点のロープ引っ張っても
岩角に引っ掛かって回収出来ず
また登り返す

至るところにダミーのラペル(懸垂点)があり
迷ううちに降りる位置がずれて
足先ギリギリのトラバース(迂回)して
本来の位置に戻る
所属山岳会S会長が言ってた
登り返しの技術があれば
こんな苦労せずに済んだのにと悔やんだ

16時 全ピッチ降りて地面に足が付いた
2人とも本当にホッとした
A君のアルパインデビューは少しほろ苦く
しかし達成感は最高だった!

 

〜 Aさんの感想 〜

尊敬するベテランクライマーNさんと二人で
初アルパインクライミングに挑戦
フワフワ浮足立ってる俺
叱咤激励されながら、いざ テイクオフ
YouTubeで勉強したり
クライミングジムで練習してたけど
セルフビレイ一本の宙吊りで作業するなど
本物は半端なく怖かったし
思うように動けなかった

それでも、ピッチを重ねるごとに落ち着き
クライミングや周囲の景色を
楽しめるようになりました
そして、木戸壁右カンテ
更には木戸壁の頭を完登
感無量!
嬉しくて大声で叫びたくなっちゃいましたー

次なる試練は、下山の懸垂下降
経験も少ない為、出だしの一歩がメッチャ緊張する
落ちたら即「死」の威圧感が半端ない
合計6回の懸垂下降で地上へ到着

ほろ苦なアルパインデビューでしたが
得るものも、課題も大きかったです
何より、楽しかったー!
更にアルパインクライミングが好きになりました